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「時間汚染」を防ぐ!!【超時間術】

どうも、「ヤノフ」です。

やりたい事はたくさんあるのに、忙しくて出来ない!時間が足りない!とお悩みの皆さんに、メンタリストDaiGoさんの本【超時間術】から、時間を有効的に活用する方法をいくつか紹介していきたいと思います。

また、この記事は比較的長くなるので、「【目次】から興味を持った項目」だけを読んでいただければと思います。

 

【目次】

 

はじめに

忙しいはウソ

まず本書では、「物理的な時間がない」のは勘違いだと書いています。

なぜそう言えるのか?

それは、実際にデータとなって現れているからです。

OECDが発表した「労働時間の推移」のデータを見ると、1970年は平均労働時間が、2200時間でしたが、2016年の時点では1713時間まで下がっており、なんと「アメリカ」「ロシア」「ギリシャ」よりも労働時間が短くなっているそうです。

 

現代人は週に40時間ほど時間を余らせている!?

「忙しい」という錯覚はアメリカでも起きているそうで、多くのアメリカ人は、「自分は週に60〜40時間は働いてるはず」と答えたのにも関わらず、実際の平均は44.2時間だったそうです。

なんと、「20時間の誤差」です。

そして、「自分は忙しい」と思っていればいるほど、時間への誤差は生まれるそうです。

これらを全てまとめると、

 

「私たちはそんなに忙しくない」という事実を認める事が大事!

 

という事です。

 

これらを踏まえた上で、「時間汚染から逃れる方法」

 

を見ていきましょう^ ^

 

時間汚染から逃れる方法

ゴールコンフリクトを正す

運動したいけど仕事がある、貯金したいけど欲しいものがある、ダイエットしたいけどもっと食べたい、勉強しないといけないけど寝たい。

このように、目標(ゴール)が衝突(コンフリクト)しあった状態の事を「ゴールコンフリクト」と言います。

では、ゴールコンフリクトを正すにはどうすればいいかを紹介します。

まず、「コンフリクト・リスト」を作成します。

 

1.今の目標を10個書き出す

2.10の目標から重要だと思う5つを選ぶ

3.5つの目標の「障害」を書きだす

4.それぞれの「障害」をコンフリクトのパターン割り振る

 

ここでいう目標はなんでもOKです。

そして、それに対する障害を好きなだけ書き出し、最後に3パターンのコンフリクトに分けるだけです。

3パターンのコンフリクトとは?

 

1.分かってるけどやらないコンフリクト

欲望に負けてしまうタイプ

 

2.思い込みコンフリクト

「勘違い」が原因で目標の衝突が起きてしまうタイプ

 

3.無知コンフリクト

知識が足りていないせいで起きるタイプ

 

この3パターンに「直感」で割り振るだけでOKです。対策については本に詳しく書かれているので、是非購入して読んでみてください。

 

タスクシフト

あれもしなきゃ、これもしなきゃという焦りで結局何から始めればいいのか分からなくなってしまう!

という方にオススメの方法です。

「タスクシフト」とは脳のパニックを抑えるのに有効的です。

これは、「やるべき事を時間で区切ってしまう」というやり方です

前もって「30分だけ企画書を書いたら、次は精算書を作る」と決めておき、タイマーがなったら、すぐに予定通りの作業に切り替えればいいだけです。

これは何をするにおいても非常に使えるので、実際にやってみて欲しい方法ですね。

 

スモールゴール

これは、小さな目標(今月3万円貯金する!)を設定する方法です。これにより、小さな達成感が生まれ、時間感覚に余裕ができ、モチベーションが向上します。

ここでは、正しくスモールゴールを作る3つのポイントを紹介します。

 

1.最長でも20分で達成できるゴールを作る

2.成功率が80%ぐらいの目標を心がける

3.自分の達成度を記録したノートを作る

 

気をつけるべき点として、自分がハマってしまいそうな罠を前もって理解しておき、代わりになる行動を決めておく事です。

 

仕事中の時間汚染に立ち向かうには?

プレップ・ドゥ・レビュー

上司に急に仕事を振られたり、取引先との間で予期せぬトラブルが起こったなど、やろうと思っていた作業が中断されるせいで起こりうる「時間汚染」を対処する方法が「プレップ・ドゥ・レビュー」です。

ここでは、プレップ・ドゥ・レビューの重要な3つのステップについて説明します。

まず、準備段階として、急な予定が入ったら深呼吸をしてから自分に5つの質問を投げかけます。

 

1.これから私は何をしようとしてるのか?

2.その行動の理由、目標、目的はなんだろうか?

3.その行動とは、どのように行えばいいのか?

4.その行動には誰が関わるのだろうか?

5.目的を達成するのに必要な情報や人はなんだろうか?

 

これらを2〜3分ほど考えステップ2で実行、そしてステップ3に移ります。

 

1.いつどれくらいの時間で目標を達成したか?

2.準備通りに実行できたか?

3.目標を終えた結果、前に比べて何が変わったか?

4.準備を実行して何か変わった事はあるか?

5.次に同じ事が起きたときにうまくやれる事はあるか?

 

これも5分程度でOKだそうです。

また、これらは会議など、様々シーンで使えるので是非覚えておいてほしい方法です。

これを見た方は多分同じ事を思っていると思いますが、ぶっちゃけめんどくさいですよね(笑)

私なりの解釈ですが、これは1度目の前の事を客観的に把握する事によって、冷静な判断や行動が出来るようになると言いたいのではないかと思います。

 

オープンモニタリング瞑想

一般的な瞑想は、目を閉じて呼吸に意識を集中させるのですが、オープンモニタリング瞑想は、「今の思考や、体の感覚を頭の中で簡単な言葉で実況していく事」をいいます。

これを無駄な会議などに応用していきましょう。

 

例)

・会議が進行している時

→「今上司が会議を始めた・・・同僚が発言している・・・今のはいいアイデアだと思った・・・」

 

・上司の無駄話にイライラした

→「今私は無駄な話にイライラしている・・・イライラしている・・・軌道修正出来ない自分にもイライラしている・・・」

 

このように、会議の内容や自分の反応をひたすら「実況」していくと、あなたの中に客観的な視線が生まれ、ストレス状況に強くなります。

また、このテクニックの良い点は、決して会議に集中していないわけではないし、むしろ会議の内容が頭に入りやすくなります。

もちろん、何か発言したい事を思いついたり、周囲から意見を求められたらその場でオープンモニタリング瞑想を中断してOKです。

オープンモニタリング瞑想は貴方が、「退屈な時」「ストレスを感じている時」に行ってみましょう。

 

おわりに

時間を捨てる

最後にすごい面白いなと思ったので是非紹介したいのが、「時間を捨てる」という方法です。

これは、時計やスマホの電源も切り、そして誰からも邪魔が入らない所へ行き、「1日一切の時間を見ないで過ごしてみる」という方法です。

何もしないでただ心を落ち着けていると、日頃のプレッシャーから解放され、時間の感覚も最適化されていくそうです。

また、こうする事により、本当の自分の時間を取り戻す事が出来るそうなので、1年に1度でいいので1日時間を捨てて過ごしてみてはいかがでしょうか?

 

「久しぶりの今日の名言のコーナー」

「究極の成功とは、自分のやりたい事をするための時間を自分に与える事である」

  by レオタイン プライス

 

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では、また^ ^