YanofuBlog

本に出会い価値観が変わった。たまに日常。

見たらやってみよう!【知識を操る超読書術】から

どうも「ヤノフ」です。

挨拶程度に、沢山の方からのリアクションとても嬉しいです。今後とも宜しくお願いします。

前回に引き続き今回はメンタリストDaiGoさんの【知識を操る超読書術】について「すぐに実践出来る項目」をピックアップして記事にしました。前回の【自分を操る超集中力】を見ていない方はこちらから是非見て下さい。↓↓↓↓ 

 

psoon.hatenablog.com 

説明文は読まなくていいです。説明は赤文、実践してほしい事、それにより受けれる効果は緑文で記載していますのでパッと見てやれそうだなと思う箇所を実践してみて下さい。(気になる方はこちら↓

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【目次】

はじめに

速読、多読、選書のウソ

手短に、「速読」「多読」「選読」の誤解について説明します。

まず、速読について、最先端の研究でも速読は否定されているそうです。以前、速読協会が主催する速読選手権のチャンピオンが【ハリー・ポッターと賢者の石】を47分で読んだと言うニュースがありました。チャンピオンは本の感想を求められ、「ページの目から手が止まらなかった、素晴らしい作品だった、子供が好きそうなシーンも悲しいシーンもあった。」とまとめたそうです。これはただ読んだ気分を味わっているだけで内容はほとんど掴めません。

速読には正しい速読の仕方があります。それが「スキミング」です。

これは速く読むメリットはその本が読むべき本か、読むに値する内容なのかどうかを見分けられる事です。

メンタルマップの項目で紹介しますが、「目的」設定をして下さい。

続いては多読についてです。本は大量に読む必要はありません。最初は知識の土台をしっかり作ってください。FXの知識の無い人がいきなりFX上級編の本は読めません。しっかり初級編の知識を理解し、土台を作った上で本を読みましょう。ただ、土台ができた上で様々なジャンルを多読するのは良いそうです。

最後に選読についてです。「いい本ばかり読めばいい」と言う考えは幻想です。大切なのは、どんな本でもアウトプットに繋げる姿勢です。もちろん、あなたにとって役立つ知識や情報を選ぶのは大事ですが、「どの本がいい内容の本か悩むのは時間の無駄」という事です。ダメな本はアウトプット用に使い、「その本を自分ならどう書くか」など疑問点を訂正出来れば良いでしょう。知識を広げる為に、インプット用(古典、名著などのしっかり頭に入れておく知識)アウトプット用で分ける事が大事です。

 

読んでも忘れない記憶術

友人との会話のやりとりで「あの俳優の名前何だっけ?」とか、昨日のニュースの内容など、一時は覚えてた事を忘れる時ありませんか?それは人間が自身の生命の危機とは関係しない情報はすぐ忘れるからだそうです。つまり脳は忘れるように出来ているんです。

では、忘れないようにする為にどうすればいいのか。

人間の記憶には「短期記憶」と「長期記憶」の二つの段階があります。→本を読み、覚えたと思ってもすぐ忘れてしまうのは単に記憶が長期記憶になっていないからです。

ここでは長期記憶にする為の方法を2つご説明します。

1.忘れた頃に復習【分散学習】

ベストな復習のタイミングは「忘れた頃に記憶する事」です。要は「あれ、ここなんだっけ?」という瞬間です。「思い出せない、もどかしい!」という「感情」が記憶の「キー」になります。

覚えているうちに復習した所で「短期記憶」を繰り返すだけなので1回目の復習を1〜2日後、2回目を1週間後など感覚をあけて復習してみましょう。

2.ミニテスト

→これは覚えたい内容のページを読んだら一旦本を閉じ、ページにどんな内容が書かれていたかを「想起」するテストです。その時の想起の仕方として「著者が1番言いたかった事は何か」「1番面白い概念は何だったか」など、自分の頭の中でまとめて下さい。これにより、長期記憶に定着する確率は50〜70%上がります。

メモをしよう

メンタルマップ

メンタルマップ」とは、自分の人生の目標や行動を箇条書きにして視覚化したものです。人間は行動を伴う時、何らかのやるべき理由とメリットを感じています。これが見出せなくなった時、人は行動に迷いが生じ、挫折してしまいます。

そこでハーバード大学の心理学者であるショーン・エイカー氏が提唱しているのが、メンタルマップです。

何か行動を起こす時「その理由」「もたらされるメリット」「期待している事」など、3つ箇条書きでメモに書き出して下さそうする事により、何らかの迷いが生じた時、このメモを見直す事で行動の意義を再確認でき、やる気を取り戻せる、という仕組みです。

これを本に応用する事で、興味を持続させ、途切れた集中力を復活させる事ができます。

そこで、より効果的にメンタルマップを作る為、本の「目次」をチェックしていきます。

目次から、興味を引く「章タイトル」や「見出し」を3つほど探し出します。

そこから、気になった理由を書き出し、上記の緑文の項目をメモや付箋などに書いて下さい。

メンタルマップは自分の「目的」を明確化する為の大事な準備なので皆さんもやってみて下さい^^

キャリオシティ・ギャップ

キャリオシティ・ギャップ」とは、本の内容を記憶に残す「準備」で、キャリオシティとは「好奇心」の事です。この好奇心が重要で、好奇心を掻き立てる事により、脳の中の「報酬系」と呼ばれるエリアが活性化され、モチベーションが上がります。報酬系は記憶を司る海馬という部位に隣接。報酬系が活性化する事により、海馬も活発に動き出し、記憶力もアップするのです。

では、「キャリオシティ・ギャップ」のやり方を2つ紹介します。

やり方

メモorノートを用意し、これから読もうとしている本のジャンル、テーマを確認します。例として「投資」に関する自分が既に知っている知識をまず書きます。

<既に知っている知識>  左ページ

・個別融資での株式投資について(既に行っている)

ドルコスト平均法(長期投資が優位と聞いた事がある)

投資信託を選ぶ時は手数料が安いものを探すという事     

(以下略)

<興味が湧いた知らない事> 右ページ

・インデックスファインドとは?

・NISAとiDeCoのメリットは?

・一時的な価格変動をどうストレスなく受け止めるか?

これをする事により、好奇心を刺激し、理解度、記憶が高まり、内容が頭に残ります。また、自分の読まなくていい箇所を把握するのにも役立ちます。

やり方

まず、読む本の「巻末」を見ます。そこに掲載されている著者の略歴や写真などをチェックしましょう。

これは「対話感覚」で本を読め、という事です。意味あるの?と思いますよね?理由として、人は本で読んだ内容より人との会話の方が記憶に定着しやすいからです。

実際に著者がどんな人か、どんな時代を生きたか、実際にあったらどんな話をしたいか、どんな質問を投げかけるか、など具体的なイメージをする。目の前に椅子を置いて著者が実際にいる姿を想像するのも良いでしょう。こうする事でより記憶に残りやすくなります。DaiGoさんは実際にテレビやYouTubeでよく見ているので想像しやすいですね^^

ゲーム感覚で脳は鍛えれる

読んだ本を役立てるうえで、ぜひ鍛えたい脳の機能があります。記憶力、理解力、説明能力全てに関わっている「ワーキングメモリ」です。

ワーキングメモリとは、脳内に入ってきた情報を短時間保存する機能、記憶されている他の情報との組み合わせ、思考、計算、判断などの知的生産作業を行う機能を持っています。この働きが落ちていると、映画のタイトルやテクニカルターム(専門用語)がぼやけていきます。

この機能をゲーム感覚で鍛えれるのが「デュアルバックテスト(DNB)」です。

これは短期の記憶力を試すシンプルなゲームで、多くの実験で活用され、ワーキングメモリの向上が確認されています。

説明はしません。これを見て気になった方はアプリ内でDNBと検索し、やってみてください。

私はこれを読書や何かに集中する前の5分間行っています。

説明力を鍛える

ドイツ生まれの理論物理学アルベルト・アインシュタイン氏は、こんな言葉を残しています。

6歳の子供に説明が出来なければ、理解したとは言えない

本も読んで終わりではなく、そこで得た知識、情報とあなたの知見をかけあわせ、実生活に反映させてこそ、多くの本を読む意味があります。

私で言うと、ブログに本の内容を要約しながら書き込む事ですね。(説明が上手いかどうかは別として)みんながみんなそうでは無いので、「教えるつもりで読む」だけでいいです。それにより、記憶への定着率が28%上がる事が判明しています。

3つのアウトプットがあるのですがここでは1つだけ紹介します。

それがテクニカルタームです。専門用語で相手の耳を開かせるテクニックです。

「汝右のほおを打たれたなら、左のほおを差し出せ」

これは新約聖書の「マタイによる福音書」第5章に登場する、有名なイエスの言葉です。この言葉で色んな疑問が浮かびますよね?「なぜ、右のほおを打たれたのに、左のほおを差し出さなければならないの?」「イエスはなぜこう言ったの?」など。聖書では、その後、その疑問に応える形で「教え」が続いていく仕掛けになっています。

つまり、周囲の人の関心を引きつけ、興味を持ってもらい、話に耳を傾けてもらう為に必要なのは、知識ではなく、説明能力なのです。

さらに説得力を増す伝え方として、出典やデータを加える事です。

テクニカルターム】→【疑問?】→【例え、データ】→【理解】に繋がります。

皆さんも「テクニカルターム」という単語を見て「ん?何だそれ」となりませんでしたか?

何が言いたいかというと読んだ本の中でポイントとなるのは「皆んなが覚えていない事を覚え、アウトプットに使う事」です。

おわりに

ここまで読んでくださった方ありがとうございます。

私も読書はまだまだ初心者なのですが、沢山の本に触れ合いたいと思い購入させて頂きました。

読書初心者の私でも実践できる事なので読書が好きな方、そうでない方にも見ていただけたら幸いです。

二回連続メンタリストDaiGoさんの本を記事にさせていただきました。次回からは別の著者の方の本を内容に記事を書いていきたいと思います。

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では、また^^